HHKBのキーマップ変更方法を詳しく解説【キーマップ変更ツール】の使い方

ハウツー
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キーマップ変更ツールを使うと、任意のキーを好きな場所に変更することが可能です。頻繁に利用するキーを押しやすい位置に割り当てることで、入力作業の効率化が図れます。

本記事では私が所有しているHHKB Professional HYBRID Type-Sを例に、キーマップ変更ツールの使い方を詳しく解説します。まだ使ったことがない方はぜひ試してみてください。

準備

必要なモノ

キーマップの変更に必要なモノは以下の4点です。

  1. HHKB本体(本記事ではProfessional HYBRID Type-Sを使用)
  2. パソコン(本記事ではM1 MacBook Airを使用)
  3. USBケーブル
  4. キーマップ変更ツール(PFUのサイトから無料でダウンロード可能)

なお、キーマップ変更作業をする際は、HHKBとパソコンを有線接続する必要があリます。

キーマップ変更ツールのダウンロードとインストール

PFU公式のダウンロードサイトにアクセスします。使用するHHKBのシリーズとパソコンのOSに合ったキーマップ変更ツールをダウンロードしましょう。

キーマップ変更ツールの使い方

1.有線モードで接続

HHKBとMacBook AirをUSBケーブルで接続

HHKBとパソコンをUSBケーブルで接続し、ショートカット「Fn + Cntrol + 0」で有線接続モードに切り替えます。

2.アプリの起動

起動画面

次にキーマップ変更ツールのアプリを起動します。上のスクショは既にカスタマイズ済みのため、一部のキーが青色になっていますが、初めて起動したときはすべて白色で表示されるはずです。

起動画面の下の左にある「キーマップ変更」アイコンをクリックして編集画面に移ります。

3.編集画面の説明

編集画面

編集画面ではHHKBのイラストが上下に表示されています。下のイラストがオリジナルのキーマップを、上のイラストが変更後のキーマップを表しています。

  • 画面下:オリジナルのキーマップ
  • 画面上:変更後のキーマップ

4.キーマップの変更

キーマップの変更はドラッグ・アンド・ドロップでおこないます。下のキーマップから変更したいキーを選択してドラッグし、上のキーマップの変更したい場所へドロップするだけです。

上の写真では「Caps」キーを「Control」の位置へ変更しようとしています。操作としては次のような手順です。

  1. 画面下の「Fn」をクリックして「Caps」キーを表示
  2. 「Caps」をドラッグして画面上の「Control」まで移動
  3. 画面上の「Control」の位置でドロップする

これで「Control」キーが「CapsLock」キーに変更されました。ほかのキーも同じ要領で変更できます。

ウェブライティングの際に英文字の大文字・小文字を切り替えることが多いので、私にとってはこの配置が効率的です。

5.設定の保存・復元方法

設定の保存方法

変更したキーマップ設定を保存したい場合は、編集モードにした状態で上メニューの「ファイル」から「保存」を選びます。

必要に応じてファイル名を変更し、保存先を選択して「保存」ボタンをクリックすれば設定情報が保存されます。ファイル名は変更しなくても構いません。

保存した設定の復元方法

保存した設定を復元する場合は、編集モードの状態で上のメニューの「ファイル」から「開く」を選択します。

保存したファイルを選択し「開く」ボタンをクリックすれば復元できます。この状態ではHHKB本体に反映されていないため、画面上の右側にある「HHKBへの書き込み」ボタンを押すのを忘れないようにしましょう。

6.リセット方法

画面上メニューの「編集」から「出荷状態の配置に戻す」を実行すると、すべての変更内容がリセットできます。いろいろ試して元の状態が分からなくなっても安心です。

おすすめのキーマップ

私が実際に使っているおすすめのカスタマイズを2つご紹介します。

おすすめのキーマップ1

1つめは「Caps」キーを「Control」の位置に変更するカスタマイズです。私のように英文字の大文字と小文字を頻繁に切り替える場合に重宝します。キーマップ変更方法で実践していた内容です。

この状態では「Control」キーがなくなってしまうため、右側の「opt/alt」キーに割り当てました。ただし、Controlキーを使う頻度が高い方の場合は、逆に使い勝手が悪くなるので注意が必要です。

おすすめのキーマップ2

2つめは上下左右の矢印キーを追加する変更です。各キーのとなりに同じキーを割り当てることで、カーソルを移動させる際のミスタイプが軽減できます。

HHKBのUS配列モデルは「Fnキーを押しながら矢印キーを押す」特殊なキー配列なので、このキーマップに変更することで、タッチタイピングがかなり楽になりました。

まとめ

HHKBのキーマップ変更ツールを利用すれば、キーマップの変更がドラッグ・アンド・ドロップで直感的におこなえます。本記事も参考に、自分の使い方にあったカスタマイズで入力作業の効率化を図ってみてください。

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