Keynote Remoteとは
AppleのKeynote Remote機能は、Keynoteアプリを使用して作成したプレゼンテーションをリモートで操作するための便利なツールです。
本記事ではMac上にあるKeynoteスライドをiPhoneでリモートコントロールする方法について解説しています。
Keynote Remoteでできること
keynoteRemote機能を使ってできるのは次の5つです。iPhoneをリモコン代わりにスライドを進めたりノートを確認しながら解説したりできるため、プレゼンをスムーズに進行できます。
- リモート操作:スライドの再生・進行・戻り操作
- ポインター表示:ポインターの表示と操作ができる
- ノート表示:ノートに書き込んだ内容を確認しながらプレゼンを進められる
- スライドのサムネイル表示:iPhoneに現在と次のスライド(もしくはスライドとノート)を表示
- マークアップ機能:iPhoneの画面を使いスライド上に書き込みができる

セットアップ方法
keynoteRemoteを利用するにはiPhoneとMacをペアリングする必要があります。手順は以下のとおりです。
1.MacのKeynoteを立ち上げ、メニューの「設定」から「リモート」へと進み、左側の「keynoteRemote」にチェックを入れます。

2.iPhoneのKeynoteアプリを立ち上げ、右上にある「keynoteRemoteボタン」を押して「続ける」をクリックします。


3.Mac側のリモートメニューにiPhoneとのリンクボタンが現れるのでクリック

4.iPhoneとMacの両方に4桁の数字が表示されます。数字が同じであることを確認したうえでMac側の「確認」ボタンをクリックしましょう。


5.MacのKeynoteで適当なプレゼンファイルを開いてみてください。

6.これで準備は完了です。再生ボタンを押すとスライドの再生が開始されます。

iPhoneとMacが同じWi-Fiネットワークに接続されている必要があります!
使い方
iPhone上のスライドをタップ、またはスワイプすることでMac側のスライドを進めたり戻したりできます。

右上のボタンで表示方法の切り替えが可能です。下は現在と次のスライドを表示させています。

現在のスライドとノートの両方を表示中。手元のiPhoneでノートの内容を確認しながらプレゼンがおこなえます。

右上のマークアップボタンでスライドへの書き込みが可能です。色の変更は下に表示されるカラーボタンでおこないます。元に戻したり消したりもできるなど使い勝手は良好です。

ポインター表示にも対応しています。iPhoneの画面で指を動かせば、Mac上のスライドのポインターを移動させることが可能です。

keynoteRemoteでプレゼンをスマートに
keynoteRemote機能を使えば効果的なプレゼンがスマートにおこなえます。iPhoneやMacなどのAppleデバイスに標準で搭載されており、無料で使えるのも嬉しいポイントです。
Keynoteでプレゼンをする機会がある方は一度試してみてください。