クラウドワースで仕事をするために最低限必要なモノを、私の経験をもとにハードとソフトに分けてピックアップしてみました。あくまでもWebライターの仕事が前提のアイテムです。
必須ではないけれどあればより効率的に作業が進められるアイテムなどもご紹介しているので、参考にしてみてください。
必要なもの:ハード面
最低限必要なものはパソコンとインターネット環境の2つです。クラウドワークスで募集している仕事の中にはスマホでできるようなものもあるようですが、最終的にWebライターで一定の報酬を得ようと考えているのであればパソコンが必要になってきます。
1.パソコン
基本的には文字を入力する仕事なので、それほど高性能なパソコンは必要ありません。スペックの目安としては以下の通りなので参考にしてみてください。
また、パソコンの種類にはデスクトップとノートタイプがありますが、個人的には空いた時間に好きな場所で作業ができるノートーパソコンがおすすめです。
CPU | Core i5もしくはCore i3 (Ryzen 5もしくはRyzen 3) |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ | 256GB以上 |
CPUはCore i3やRyzen 3以下でも大丈夫だと思いますが、長く快適に使うことを考えた場合、Core i5やRyzen 5、もしくはそれ以上のプロセッサをおすすめします。ストレージ容量はテキストデータの保存だけなら128GBでも大丈夫だと思います。
ただし、趣味で動画編集をしたりゲームを楽しんだりするのであれば、用途に見合ったスペックのパソコンが必要になる点は覚えておきましょう。
ちなみに、私はMacBook Air(M1チップ、8GB、512GB)を愛用しています。2020年に発売されたモデルですが、Webライティングはもちろん動画編集なども楽にこなせるパワフルさが魅力です。
2.インターネット環境
安定してインターネットに接続できる環境も必要になります。スマホのデザリング機能でパソコンをネットに繋ぐ方法もありますが、作業中スマホをモバイルルータとして使わないといけないのでおすすめしません。
高速回線は不要ですが、できれば固定のインターネット回線が望ましいです。私の環境をご紹介すると、自宅では1Gbpsの光固定回線にWi-Fiルーターを繋いで利用しています。また、自宅外ではケーブルテレビの300Mbps回線にWi-Fiルーターを接続して作業をしています。
必要なもの:ソフト面
1.Googleアカウント
Googleアカウントは多くの方が持っていると思いますが、もしまだでしたら、登録されることをおすすめします。
私がクラウドワークスで仕事する際に、Googleアカウントで利用しているサービスと用途の例を以下にまとめました。
サービス例 | 用途例 |
Googleスプレットシート (Googleが無料で提供しているブラウザベースのアプリ) | クライアントが仕事を依頼したい記事(案件)の一覧表をGoogleスプレットシートで契約ライターと共有。各ライターは自分がやりたい仕事を同シートに記名し予約する |
Googleドキュメント (Googleが無料で提供しているブラウザベースのアプリ) | クライアントが共有したGoogleドキュメントに直接記事を執筆し入稿する |
メール (この場合Gmail) | 共有されるGoogleスプレットシートやGoogleドキュメントの情報をクライアントから受け取る |
Chatwork (ビジネスチャットツール) | クライアントとの日常のやり取りに利用する |
メールはGmailでなくても構いませんし、Chatworkに無料登録するのもGmail以外のメールアドレスで大丈夫です。ただ、複数のメールアドレスを使っていると管理が煩雑になるのでGmailに統一しています。
必須ではないがあると便利なアイテム
Webライターに限って言うと、ノートパソコン(もしくはデスクトップPC)が1台あれば仕事は可能です。ただし、作業の効率化や快適性を高めようとすると、さまざまな周辺機器が必要になります。
私が今までに購入した周辺機器の一部を購入順に紹介するので、参考にしてみてください。
①ノートパソコンスタンド
ノートパソコンを乗せる台です。画面の位置を高くすることで、作業中に首にかかる負担が軽減できます。ノートパソコンで長時間作業するならぜひ欲しいアイテムです。
②外付けキーボード
ノートパソコンをスタンドに乗せることで搭載キーボードが使えなくなるため代わりになるモノです。①と併せて必要になります。Bluetoothで接続できるモノがおすすめです。
写真はHHKBというちょっと高額なキーボードですが、数千円のモノでまったく問題ありません。私も最初は3千円台のワイヤレスキーボードを使っていました。
③マウス(トラックボール)
②と同じ理由で必要となる、トラックパッドの代わりになるデバイスです。私はロジクールのM575という親指でポインターを操作するトラックボールマウスを愛用しています。
マウスを操作するエリアを確保する必要がないため、スペースの限られた場所で使いやすいのが特徴ですが、ポインティングデバイスであれば何でも構いません。
④外部モニター
購入して一番効果を感じたのが外部モニターです。最初は24インチ(フルHD)を導入しましたが、MacBook Airの13.3インチと比較して画面の広さと文字の見やすさに感動しました。
その後、さらなる快適性を求めて購入したのが、34インチのウルトラワイドモニター(3440×1440)です。下の写真のように記事を入力するワードプレス画面を左側に、情報を参照するウェブサイトを右側に配置して使っていますが、とても快適です。
周辺機器類は報酬が発生しだしてから徐々に揃えていくのが無理なく購入できるのでおすすめです。もちろん、余分なモノにコストをかけず、ノートパソコンだけで続けていくという選択肢も全然アリだと思います。