MacBookに興味があるけど「初めて購入するならWindowsノートパソコンのほうが無難かな?」と考えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなパソコン未経験者の方に向けて、MacBookでできること15選をご紹介します。はじめて購入するパソコン選びの参考になれば幸いです。
なお、本記事は2025年発売の「M4 MacBook Air 15インチ」をベースに執筆しています。モデルによってはスペックが異なるケースもあるので、ご了承願います。
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- MacBookでできること15選
- (1)ネットでの調べ物やネットサーフィンが快適
- (2)メールやメッセージでのやり取りができる
- (3)映画や音楽が楽しめる
- (4)レポートや書類作成ができる
- (5)画面のスクショや録画ができる
- (6)ビデオ会議やオンライン授業に使える
- (7)マルチタスク作業が快適にこなせる
- (8)動画編集ができる
- (9)写真の加工・編集ができる(マジック消しゴム機能も)
- (10)サムネやSNS投稿の作成ができる
- (11)トラックパッドで直感的に操作できる
- (12)iPhoneやiPadとのシームレスな連携ができる
- (13) ChatGPTなどのAIツールが快適に使える
- (14)バッテリー駆動で長時間使える
- (15)持っているだけで気分が上がるデザイン
- MacBookでできることは増えている
MacBookでできること15選
(1)ネットでの調べ物やネットサーフィンが快適

MacBookには「Safari」というブラウザソフトが標準でインストールされています。Safariのアイコンをクリックするだけで、すぐにインターネットをはじめることが可能です。
動作が軽く、ページ切り替えもスムーズなので、ネットでの調べ物やネットサーフィンが快適におこなえます。もちろん、Google Chromなど、Apple純正以外のブラウザもインストールすることが可能です。
高速なWi-Fi規格「Wi-Fi 6E」に対応しているのもポイントです。対応するルーターを設置していれば、低遅延かつ高速な通信環境が構築できるため、動画視聴や大容量ファイルのダウンロードがストレスなくおこなえます。
(2)メールやメッセージでのやり取りができる

MacBookには、標準でメールアプリやメッセージアプリがインストールされています。アプリを起動するだけで、すぐにメールの送受信やテキストメッセージのやり取りが可能です。(メールについては利用しているメールサービスの設定が必要です)
LINEやSlackといったアプリもインストールできるので、プライベートからビジネスまで幅広い用途で活用できます。
(3)映画や音楽が楽しめる

MacBookには高解像度のLiquid Retinaディスプレイや高音質なスピーカーが内蔵されているため、YouTube・Prime Video・Apple Musicなど、さまざまなコンテンツが美しい映像と臨場感のあるサウンドで視聴できます。
Bluetoothによるワイヤレス接続と、3.5mmのヘッドホンジャックによる有線接続の両方に対応しているのもポイントです。外出先では気軽にワイヤレスイヤホン、自宅ではより高音質な有線ヘッドホンといった使い方ができます。
(4)レポートや書類作成ができる

MacBookには、MicrosoftのWordに似た「Pages」、Excelに似た「Numbers」、Power Pointに似た「keynote」など、Apple純正のアプリが最初からインストールされています。これらを活用すれば、追加費用をかけずにレポートやプレゼン資料の作成が可能です。
それとは別に、客先とのやり取りで、Microsoft Officeが必要になるケースもあるでしょう。その場合には、Mac用の買い切り型ソフトの「Office」や、WindowsPCやスマホ、タブレットでも使えるサブスク型の「Microsoft 365 を利用することで対応できます。
また、Googleアカウントがあれば、無料で使えるGoogleドキュメントやスプレッドシートなどもブラウザアプリから快適に使えます。仕事・プライベート・学習など、さまざまなケースに柔軟に対応することが可能です。
(5)画面のスクショや録画ができる

MacBookで画面のスクリーンショットを撮るには、ショートカットキーを利用します。例えば、「command+shift+4」で画面の一部が切り取れ、「command+shift+3」なら、画面全体のスクリーンショットが保存できます。
さらに「command+shift+5」を押すと、画面下に操作パネルが表示されます。ここから、選択部分や画面全体を指定して画面の録画が可能です。ビデオマニュアルの作成やオンライン授業内容の記録など、さまざまな場面で役立ちます。
(6)ビデオ会議やオンライン授業に使える

MacBookがあれば、ZoomやMicrosoft Teamsなどのアプリ、もしくはWebサービスを使って、ビデオ会議やオンライン授業に参加できます。
1080pの高画質Webカメラを内蔵しているほか、「センターフレーム」機能に対応しているため、多少動いても自動で中央に映してくれます。
マイク性能も優れていて、声がクリアに相手に届くので、外付けの機材がなくても相手とのコミュニケーションがスムーズです。
(7)マルチタスク作業が快適にこなせる

MacBookでは、ウィンドウの整列が簡単です。左上にある緑のボタンにカーソルを合わせると、レイアウトのオプションが表示されるため、好みの配置に素早く切り替えられます。
例えば、2つのアプリを立ち上げた状態で、2分割レイアウトを選択すれば、片方の画面で情報を確認しながら、もう片方で入力作業をするといった使い方が可能です。

画面を分割すると表示が小さくて見づらい場合は、仮想デスクトップを活用しましょう。4本指で上にスワイプし、カーソルを上に移動させると利用できるデスクトップが確認できます。
各デスクトップにアプリをフルスクリーンで配置すれば、視認性を確保しつつ、マルチタスク作業が進められて便利です。
(8)動画編集ができる

MacBookに搭載されている「Mチップ」は非常にパワフルで、動画編集作業もこなせる十分なパワーを備えています。私自身、4年前にYouTubeチャンネルを始めましたが、その頃使用していたのは、2020年発売のM1 MacBook Airでした。
メモリも最小構成の8GBでしたが、動画編集のパフォーマンスに不満を覚えた記憶はほとんどありません。MacBookなら、動画編集作業も快適です。
MacBookには標準で「iMovie」という動画編集アプリが搭載されているので、とりあえず、動画編集作業を体験してみたい方は使ってみてください。
(9)写真の加工・編集ができる(マジック消しゴム機能も)

MacBookに標準搭載されている「写真」アプリを使えば、写真の明るさや色合いの調整はもちろん、トリミングやフィルター加工も簡単です。iPhoneの写真アプリと同じ感覚で操作できます。
M1以降のチップを採用しているモデルなら、Apple Intelligenceを活用した「クリーンナップ」機能が利用できます。Androidスマホに搭載されている「マジック消しゴム」のような機能で、写り込んでしまった不要な人物や物が自然に消せて便利です。
(10)サムネやSNS投稿の作成ができる

無料で使えるデザインサービス「Canva」を活用することで、MacBookでもYouTubeのサムネイルやInstagramの投稿デザインなどが簡単に作れます。
SNS・プレゼン・ドキュメント・Webサイト向けなど、用途別にたくさんのテンプレートが用意されているため、デザインに自身がない方でも安心です。
私自身、本ブログのアイコンや運営しているYouTubeチャンネルのサムネなども、MacBook AirでCanvaを使ってほとんど制作しています。
(11)トラックパッドで直感的に操作できる

MacBookのトラックパッドはとても高性能です。一般的なクリックやポインターの移動はもちろん、2本指・3本指・4本指を使った多彩なジェスチャー操作に対応しています。
例えば、2本指を上下に動かせば画面のスクロールができますし、開いたり閉じたりする動作で文字や画像の拡大・縮小が可能です。
トラックパッドの操作に慣れれば、マウスを繋ぐ面倒がなく、さまざまな作業が直感的におこなえます。
(12)iPhoneやiPadとのシームレスな連携ができる

iPhoneやiPadといった、Appleプロダクツとの連携に優れているのもMacBookの魅力です。
たとえば、AirDrop機能を使えば、iPhoneで撮影した写真や動画をワンタップでMacBookに送れますし、逆に、MacBookで作成した画像や資料をiPadに転送することも簡単です。
iPhoneのSafariで見ているWebサイトをMacBookで素早く表示できるなど、ほかのAppleプロダクツとの連携により、MacBookでできることの幅がより広がります。
(13) ChatGPTなどのAIツールが快適に使える

MacBookには、Appleが開発したAI「Apple Intelligence」が搭載されていますが、ChatGPTやGeminiといった他社のAIツールも利用することが可能です。
MacBookの頭脳でもある「Mチップ」にはCPUやGPUのほか、「Neural Engine」と呼ばれるAIや機械学習作業を効率的に処理するためのプロセッサが内蔵されています。
一般作業とAI関連作業の役割を分担することで、幅広い用途における高い処理性能を実現しています。
(14)バッテリー駆動で長時間使える

バッテリー駆動時間の長さも、MacBookの大きな魅力です。MacBook Airを例にとると、M1チップ以降のモデルで最大18時間の駆動が可能と謳われており、Proシリーズならさらに長時間の使用にも対応できます。
私自身、自宅外で朝の10時ごろから夜の7時ごろまで作業することがよくありますが、充電が必要になるケースはほとんどありません。
コンセントのない場所でも、バッテリー切れを心配せずに長時間作業が続けられます。
(15)持っているだけで気分が上がるデザイン

MacBookの大きな魅力のひとつに、優れたデザイン性があげられます。筐体には、丈夫で軽量な再生アルミニウム素材が採用されていて、環境に配慮しつつも高級感のある仕上がりが特徴です。
シンプルで洗練されたフォルムは、カバンから取り出すだけで気分が上がります。鏡面仕上げの施された背面のアップルマークに、所有欲をくすぐられる方も多いのではないでしょうか。

おしゃれなカフェでスマートに作業をこなす――そんなシーンにもよく似合うのがMacBookです。
MacBookでできることは増えている

MacBookでできること15選をご紹介しました。ネットサーフィンや動画視聴といった日常使いから、仕事やクリエイティブな作業まで、幅広くこなせるのがMacBookの魅力です。
以前は、Windowsでしか使えなかったビジネスアプリも、最近ではブラウザで利用できるものが増えており、ビジネス用途にMacを使用するハードルは下がってきます。
実際、10年以上前には「やよい」という青色申告ソフトを使うために、「Parallels Desktop」というMac上でWindowsを動作させるアプリをインストールしていました。
その上に、WindowsOSをインストールし、さらに「やよい」をインストールする、といった面倒な作業をしていましたが、数年前からはブラウザベースのオンラインソフトに切り替えています。
本記事が、はじめてのパソコン選びに、MacBookを検討してみるきっかけになれば嬉しいです。



