CIO【SMARTCOBY Pro PLUG】ACプラグ付きモバイルバッテリー

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今回はCIOのACプラグ付きモバイルバッテリー「SMARTCOBY Pro PLUG」をご紹介したいと思います。私は自宅外で作業をするときに、M1のMacBook Airを持ち出して使用しています。

バッテリー駆動時間が非常に長いので、普段は充電器を持ち歩いていません。ところが、ある日朝から1日中使っていたところ、夕方になって電池残量が10%を切ってしまい作業継続を断念せざるを得なかったため、モバイルバッテリー購入の検討をはじめました。

スペック

「SMARTCOBY Pro PLUG」の主なスペックを表にまとめました。

SMARTCOBY Pro PLUG
容量10,000mAh
サイズ縦約79×横79×厚さ26mm
重量約265g
出力USB-C:Max 30W Power Delivery対応
USB-A:Max 18W Quick Charge対応
※2ポート同時充電時は12Wに制限
その他GaN
折りたたみ式ACプラグ

外観

容量が10000mAhあるにしてはコンパクトな印象です。手のひらサイズですが、持ってみるとずっしりとした重みが感じられます。

手のひらサイズだがずっしりとした重みを感じる

参考までに数年前に購入したAnkerの5000mAhのプラグ付きモバイルバッテリー「PowerCore Fusion 5000」と比べてみました。

SMARTCOBY Pro PLUG(左)とPowerCore Fusion 5000(右)

縦横寸法はCIOの方が若干大きいものの、容量が2倍あるにもかかわらず厚みは5mm薄く、重量も約1.4倍に抑えられています。

【CIO】 SMARTCOBY Pro PLUG【Anker】 PowerCore Fusion 5000
容量10,000mAh5,000mAh
サイズ縦約79×横79×厚さ26mm縦約72×横70×厚さ31mm
重量約265g約189g
出力USB-C:Max 30W Power Delivery対応
USB-A:Max 18W Quick Charge対応
※2ポート同時充電時は12Wに制限
USB-A:Max 2.1A (Max 3A)
USB-A:Max 2.1A (Max 3A)
( )内はモバイルバッテリー時
その他PPS対応
GaN
折りたたみ式ACプラグ
折りたたみ式ACプラグ

窒化ガリウム素子(GaN)を採用することにより、小型化と軽量化を実現しているようです。

【厚みの違い】SMARTCOBY Pro PLUG(左)とPowerCore Fusion 5000(右)

正面にUSB Type-CとType-A出力ポートを各1つづつ搭載しています。

正面:出力ポート

本体上面に電源ボタンを搭載。通常デバイスを接続すれば充電がはじまりますが、されないときは電源ボタンを押すことで充電が開始されます。

上面:電源ボタン

コーナー部分にバッテリー残量表示用のLEDを配置。電源ボタンを押すか充電を開始すると発光します。

コーナー部:LED残量インジケーター

LEDの発光色とバッテリー残量の関係は下の写真の通りです。4つのカラーで残量をあらわしますが、緑と青はどちらが残量が多かったかよく迷ってしまいます。

LED残量表示

背面には折りたたみ式のACプラグを搭載。コンセントのある環境であれば充電器として使えるほか、本体の充電もできるなど使い勝手は良好です。

ちなみに、本体の充電はコンセントからしかできません。100Vと240V入力に対応しているため、海外旅行や海外出張などでも重宝します。

背面:折りたたみ式ACプラグ

表面にはシボ加工が施されており、傷が付きにくく指紋などの汚れも目立ちにくいので、長くキレイな状態で使用できそうです。

表面のシボ加工

「SMARTCOBY Pro PLUG」の優れている点

「SMARTCOBY Pro PLUG」がほかのモバイルバッテリーに比べて特に優れていると思ったのは、モバイルバッテリーモードでも充電器モードでも給電能力が変わらない点です。

以前からAnkerのモバイルバッテリーを愛用していたこともあり、最初は同ブランドの「Anker 521 Power Bank」を検討していました。

ただ、調べてみると充電器モードでは45Wある出力がモバイルバッテリーモードになると20Wに制限される仕様であることが判明したため、最終的に「SMARTCOBY Pro PLUG」に決めました。

コンセントがあってもなかっても、同じ充電性能を発揮できるのが「SMARTCOBY Pro PLUG」の最大の魅力だと思います。

CIO|SMARTCOBY Pro PLUGAnker|521 Power Bank
充電器モードMax 30WMax 45W
モバイルバッテリーモードMax 30WMax 20W
モードによる最大出力の違い

実際に便利に使えた5つのシーン

「SMARTCOBY Pro PLUG」を使い始めてみて、実際に便利だと感じたシーンを5つご紹介します。

外出先でMacBook Airの電池が切れそう

MacBook Airがモバイルバッテリーモードでも充電できるので、コンセントが近くにない環境でも安心です。

MacBook AirとiPhone 15が同時に充電できる

自宅の外で作業をするときはMacBook AirとiPhoneは必ず持ち歩いているので、いざというときに重宝します。

MacBook AirとiPhone 15の同時充電

Apple Watchを充電

USBポートに差すタイプの充電パッドを利用すれば、Apple Watchの充電も可能です。ちなみに、私が利用しているのはサテチの「USB-C Apple Watch充電ドック」になります。

Apple Watchの充電

ワイヤレスイヤホンも充電できる

お気に入りのワイヤレスイヤホン「EarFun Free Pro 3」ももちろん充電可能です。低電流モードなどへの切り替え操作が不要で、ケーブルを繋ぐだけですぐに充電がはじまります。

EarFun Free Pro 3の充電

自宅に帰れば充電器として活躍

自宅に帰れば2ポート仕様の充電器として活躍します。パススルー充電に対応しているため、MacBook AirとiPhone 15はもちろん、モバイルバッテリー本体もまとめて充電できるので便利です。帰宅後すぐにセットしておけば、就寝前にはすべての機器の充電が完了しています

その他よかった点

ほかにも、私の利用環境限定ではありますが便利に感じた点が2つあります。

①Type-Cケーブル1本でほとんどの充電に対応できる

2台同時充電をしないのが前提ですが、MacBook Air・iPhone 15・ワイヤレスイヤホンがType-C仕様なので、ケーブルが1本あれば普段持ち歩くデバイスの充電はすべてまかなえます。

EarFun Free Pro 3

②Type-Aポートを搭載している

我が家では今でもいくつかのTypeAケーブルが現役で活躍しています。いざというときにモバイルバッテリーに接続できるのは非常に安心です(KindleやiPhone 14用の充電ケーブル)

Kindle・iPhone 14

「SMARTCOBY Pro PLUG」の残念な点

私の使い方にジャストフィットといってもよい「SMARTCOBY Pro PLUG」ですが、残念な点が1つだけあります。

バッテリーの残量がおおよそでしか把握できない点です。LEDが赤色になると25%以下なのは分かりいますが、25%近くあるのか0%の直前なのかが把握できません。

MacBook Airを充電しているときはモバイルバッテリーの減りが速いので、この後ほかのデバイスを少し充電したいときなど残量が気になります。(4個や5個のLEDで残量を表すモデルも同じですね)

コストとの兼ね合いにはなりますが、1%単位のデジタル表示なら個人的には現時点で最強のモバイルバッテリーです。

実際の充電速度を検証

最後に気になる充電速度も測ってみました。Type-Cポートを利用しMacBook AirとiPhone 15について、10分間(MacBook Airは20分間)充電したときのバッテリーの増加量を確認しています。

iPhone 15は10分間に約16%MacBook Airは10分間に約8.5%充電できました。結果を下の表にもまとめましたので参考にしてみてください。

iPhone 15MacBook Air (M1)
充電前32%36%
10分後48%45%
20分後53%
充電速度約16%/10min約8.5%/10min
条件:30W PD対応のUSB-Cポート使用、モバイルバッテリーモード
充電速度確認

こんな方におすすめ

「SMARTCOBY Pro PLUG」を使ってみて便利だったシーンやよかった点などをご紹介しました。まとめると、下の2点に当てはまる方なら「SMARTCOBY Pro PLUG」を購入しても、後悔することはほぼないのではないでしょうか。

  • スマホだけでなくMacBook Airも充電できるモバイルバッテリーが欲しい
  • モバイルバッテリー用の充電器を持ち歩きたくない

ただし、人によってメリットやデメリットに感じるポイントは異なります。本記事も参考に自分の使い方や利用環境を考慮して検討してみてください。モバイルバッテリー選びの参考になれば幸いです。

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