【HHKB】使い勝手向上のための工夫

ガジェット
記事内に広告が含まれています。

HHKB Hybrid Type-Sを購入してから約1ヶ月が経ちましたので、使い勝手向上のために改善した点を含めてレビューしたいと思います。

改善1)リストレストの変更

1つめの改善として、厚みのあるタイプのリストレストを購入しました。写真を見て分かる通り、HHKBの手前側とほぼ同じ高さのモノです。ロープロファイルキーボード用のリストレストを使っていた時と比べて、手首の角度が緩やかになるため、長時間タイピングをする際の疲労が少なく済みます。

別の記事で詳しく説明しているので、興味のある方は読んでみてください。

改善2)キーマップ変更(CapsLock)

HHKB Hybrid Type-S 導入の記事で述べましたが、通常のキーボードで「CapsLock」がある位置に、HHKBでは「Control」キーが配置されています。CapsLockのオン・オフを切替えるためには、「FN」と「Tab」キーを同時に押す煩わしさがありました。

ライティングの際にアルファベットの大文字と小文字を入力することがしばしばあるため、毎回この操作をおこなうのは面倒です。

そこで、HHKBのサイトからダウンロードできる「キーマップ変更ツール」を試してみることにしました。(Hybridシリーズで利用可能)

キーマップの変更をおこなう際にはHHKBを有線接続モードにする必要があるので、USB-Cケーブルの準備を忘れないようにしましょう。

ツールを起動させると写真のような画面が表示されます。下の図から必要なキー(この場合CapsLock)をドラッグし、上の任意の場所(この場合Control)でドロップすればOKです。

後は右にある「HHKBへ書き込み」ボタンをクリックすれば、変更内容が保存されます。これで、今まで通り左手の小指でCapsLockのオン・オフを切替えることが可能です。とても簡単ですね。

改善3)キーマップ変更(矢印キー)

キーマップ変更ツールを利用して、矢印キーの操作性についても改善してみました。HHKBでカーソルを移動させるには、FNを押しながら写真赤枠の矢印キーを押す必要があります。

ただ、モニターを見ながら作業をしていると、間違えて隣のキーを押してしまい、意図しない動作をすることがしばしばありました。(黄色の枠が間違いやすいキーです)

そこで、FNキーを押しているときだけ、間違って押しやすいキーにも矢印キーの機能を割り当ててみます。こうすることで、押し間違いによる操作ミスがかなり軽減できました。

改善4)⌘キーの方向変更

4つめの改善内容ですが、これは結果的に実施する必要がなくなったのですが、HHKBを購入される方の参考になるかも知れませんのであえて紹介させていただきます。

導入時の記事では触れていませんでしたが、⌘+Cや⌘+Vなどのショートカットを利用する際に、親指に若干痛みがありました。⌘キーの角に親指の側面を押し付ける形になるのが原因です。

この問題については、YouTubeでほかの動画配信者さんが実践していた、⌘キーの方向を逆にするという方法を試してみることにしました。キートップを引き抜くにはkey Pullerという工具が必要です。

リストレストと同じブランドのFILCO製のモノを購入してみました。500円くらいだったと思います。

使い方は非常に簡単。先端の金具でキートップを挟むようにして押し込み、引っ掛けて引っ張るだけです。

多少力は必要なものの、写真のように簡単に外せます。後は⌘キーの方向を上下逆にして装着すれば完了です。

試し打ちをしてみましたが、親指の側面がキーの上面を押す形になるので、痛みはありません。なかなかよい感じです。

ところが、新しく購入したリストレストをセットして、いざタイピングを始めてみると、どうも違和感があり気持ちよく打てません。

リストレストの変更にともない手首の位置が高くなったため、今度は⌘キーの上の角に親指側面があたってしまいます。

結局、新しい環境下では⌘キーの方向変更は不要という結論になりました。ただし、使い方によっては有効な対策になりうると思います。(リストレストを使わない方など)

電池持ちは結構よさそう

気になっていた電池持ちですが、約1ヶ月使用した後でも100%表示のままでした。ちなみに、この間の条件は、ほぼ毎日8〜10時間程度使用。30分で電源がオフになる「PowerSaving」は有効(初期)状態です。

Bluetoothメニューの表示が正確だとすると、電池交換を頻繁におこなう必要はなさそうですね。

2023.04.27:追記
本日、初めての電池交換をおこないました。使い始めてから約2ヶ月です。Bluetoothのメニューを確認しても100%から変化なかったのですが… 2〜3日前から繋がりにくいなと思っていました。

公式サイトには約3ヶ月(目安)と記載されていましたが、私の使い方だとこのくらいなのですね。参考になれば幸いです。

最終的には、リストレストを高さのあるモノに替え、CapsLockと矢印部分のキーマップを変更した改善内容で現在も使用中です。

テンキーレスになりマウスとの往復ロスが減ったことも含め、ライティング時の作業性はかなり向上したと感じています。

タイトルとURLをコピーしました